凍結ドナー卵子を使った成功率

 

 

凍結ドナー卵子を使った成功率(ご出産率)

弊社の卵子ドナーは、全米ベスト12に入るカリフォルニア州Cedars sinai病院の不妊治療専門医をしておりましたドクターが卵巣機能のチェック、誘発、採卵を行っておりますので、医療レベルが高くなっております。

因みに、米国 CDC(Centers for Disease Control and Prevention)のデータによりますと、2016年にご自己卵をご移植されました患者様の383件の移植サイクルで、35歳以下の患者様の部門にて、出産率が73.7%という好成績で全米でトップになりました。また、2024年に弊社提携クリニックでドナーの卵子(凍結ドナー卵子を含む)を使用した移植ケースが全部で219件、そのうち65.3%のレシピアントが無事ご出産されており、非常に高い出産率のデータがでております。

日本にはドナーの卵子のみを一度凍結させて、後日融解した後に精子と受精させるというサイクルは行われていませんので、凍結ドナー卵子を融解して使った体外受精の成功率(出産率)の統計がないです。

日本で凍結ドナー卵を受精させるケースは、患者が卵巣癌で卵巣摘出する前に採卵を行い、凍結させる、または患者の卵巣機能が著しく弱い為に採卵しても未熟卵ばかりだった為、未熟卵から成熟卵まで培養してから凍結するケース、いずれにせよ卵巣機能が良い患者の卵子ではないです。この理由から日本では先に凍結させた卵子を使った成功率が低いのです。また、もう一つの理由は、米国に比べて日本での卵子凍結の歴史がほぼないので培養技術がかなり劣っているということです。

ここ5,6年で日本では将来の妊娠に備えて、日本の独身女性に卵子凍結を勧めるクリニックが増えてきましたが、実際に数年前の凍結卵を融解しても簡単に妊娠に至らなかった、何度も採卵し直した、という声をネットでよく聞きます。アメリカに比べますとまだまだ日本の培養技術や設備や使用している誘発剤も遅れています。カリフォルニア州で凍結ドナー卵を使ったサイクルが始まったのが約40年前です。日本より40年も早くドナー卵子を凍結して融解する技術を培っていました。

現在全米の不妊治療クリニックで行われている卵子提供の9割が凍結ドナー卵を使ったサイクルです。成熟卵子だけが保管されていますので、ドナーさんのサイクルを何か月も待つことなく、ドナーさんの体調不良によるキャンセルのリスクもなく、凍結ドナー卵を購入した後は最短で2週間後にご移植が可能です。まさに無駄を省き、効率と結果を重視する米国人レシピアントにピッタリのサイクルなのです。

下記に弊社提携している米国病院での成功率(出産率)をご説明致します。米国では妊娠率は計算されません。妊娠しても流産する場合がありますので米国では出産までこぎつけた移植ケースだけを計算していますので割合は、当然妊娠率よりも低い割合になっております。

卵子提供の成功率はCDCという米国の厚生省の機関の監査が行っているデータが一番正しいデータになります。

こちらが米国の提携クリニックで凍結した卵子を使った2022年の出産率(成功率)データになります ➡  凍結ドナー卵を精子と受精した場合の移植件数が167件のうち、出産件数が104件 ➡62.4%の成功率
自己卵の凍結卵、ドナー卵を凍結せずに受精した凍結受精卵、全てを含んだ体外受精の移植件数307件のうち、出産件数が212件 ➡69%の成功率

凍結ドナー卵子を使った移植からの出産件数167件は、凍結しないドナー卵子を使った移植からの出産件数212件に比べて低く、出産率が6.6%低い結果となっております。

上記は日本での移植件数、出産件数を含みません。米国で行った移植件数になります。

卵子を凍結せずにそのまま精子と受精させて作った受精卵を使った場合の出産率と凍結ドナー卵を融解して精子と受精させて作った受精卵での出産率との違いはわずか6.6パーセントのみです。

この結果から、なぜ米国で凍結ドナー卵を使ったサイクルが9割なのかをご理解いただけると思います。